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これも心境の変化?



山でいただいてきた、野の草花。



秋の草花は、繊細ですが豪華です。




暑い最中おかげさまで、夏休みと言うこともありたくさんの
お客さまにお泊まりいただいています。

私の宿の仕事は、主に掃除と食事の支度です。
それ以外にもうひとつ大切な仕事があります。

それはお花を生けること。

実は以前私は花を生けるのがあまり好きではありませんでした。

小さい頃、我が家は花卉栽培を営んでいました。
ガーベラー、スターチス、ストックetc.
両親や祖父が朝から晩まで、土にまみれになって花仕事を
している姿を見ていて、「花=大変」のイメージができあがっていたのです。

花を市場までだす過程はとても大変。
日が昇る前に花を切り、水を上げ、不必要な葉を一本一本取り除き、
規格にあったものだけが出荷される。

私も時々手伝っていました。
私にとって花は心を癒すものではなく、生活の糧と言った方が
合っていたかもしれません。

花屋できれいにアレンジされている花を見ていても、
生産過程を知っているだけに、なかなか素直な目で見られなかった
ような気がします。
なぜならあれだけ大変な作業を経ているのに、原価の安いこと。
(1本何円の世界です)
店頭価格との差に、なんだか悲しいような、腹立だしい気持ちになりました。
(もちろん今は流通コストのことも多少なり分かるので、そんな気持ちには
なりませんが・・・)

それが原因かは分かりませんが、花を生けることにもあまり興味が
湧きませんでした。
それが不思議とここ最近、花を生けるのが楽しくなってきたのです。

山や庭を散策し、その季節季節の花や草を探し、必要な数だけ
自然からいただく。

生け花をきちんと習ったことがないので自己流で生けていますが、
ツタを絡めたり、以外な色の組み合わせをしたり、
テーマを考えながら創作したりと・・・

どうして花を生けるのが好きになったのかは分かりません。
不思議です。
ぴたっと気持ち通りに生けることができた時は、
自然と部屋に足が向き、花を見ては嬉しい気持ちになります。





















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